テーマ:判例

最高裁H18.4.10判決 蛇の目ミシン事件

蛇の目ミシンの利益供与事件に関する最高裁判決です。 経営陣にとって,厳しい内容の判決になったと言えそうです。 1  いわゆる仕手筋として知られるAがB社の株式を暴力団の関連会社に売却するなどとB社の取締役であるYらを脅迫した場合においてAの要求に応じて巨額の金員を交付することを提案し又はこれに同意したYらの過失を否定すること…
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国立景観権訴訟最高裁判決

最判H18.3.30建築物撤去等請求事件 1 良好な景観に近接する地域内に居住する者が有するその景観の恵沢を享受する利益は,法律上保護に値するものと解するのが相当である2 ある行為が良好な景観の恵沢を享受する利益に対する違法な侵害に当たるといえるためには,少なくとも,その行為が,刑罰法規や行政法規の規制に違反するものであるなど,そ…
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最判H18.3.14 危険運転致死傷罪に関する最高裁判例

危険運転致死傷罪(刑法208条の2)というと,スピード違反や飲酒運転を思いがちですが,当裁判例では,時速20Kmでの同罪の適用を肯定しています。 具体的な事故当時の状況によるということなのですね。 普段はあまり見ない条文なので,短答対策を兼ねて条文と基本書を合わせて読んでおこうと思います。 平成18年03月14日 …
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最判H18.2.27 刑訴402条「不利益変更禁止の原則」に関する判例

平成18年02月27日 第二小法廷決定 平成17年(あ)第1680号 道路交通法違反,道路運送車両法違反,自動車損害賠償保障法違反,業務上過失傷害被告事件 要旨: 1 第1審判決と控訴審判決の自判部分とが,いずれも懲役刑と罰金刑とを刑法48条1項により併科している場合に,控訴審判決の刑が刑訴法402条にいう「原判決の刑より重い刑…
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最判H18.2.23 民法94条2項,110条類推適用

平成18年2月23日 第一小法廷判決 平成15年(受)第1103号 所有権移転登記抹消登記手続請求事件 要旨:不実の所有権移転登記がされたことにつき所有者に自らこれに積極的に関与した場合やこれを知りながらあえて放置した場合と同視し得るほど重い帰責性があるとして民法94条2項,110条を類推適用すべきものとされた事例 理由 …
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最決H18.2.17・文書提出命令に関する最高裁判示

平成18年2月17日 第二小法廷決定 平成17年(許)第39号 文書提出命令に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件 <要旨>銀行の本部の担当部署から各営業店長等にあてて発出されたいわゆる社内通達文書であって一般的な業務遂行上の指針等が記載されたものが民訴法220条4号ニ所定の「専ら文書の所持者の利用に供するための文書」に当たらないと…
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最決平成18年2月14日・電子計算機使用詐欺罪(刑法246条の2)に関する判断

平成18年2月14日 第一小法廷決定 平成17年(あ)第1601号 強姦,恐喝,窃盗,電子計算機使用詐欺被告事件 要旨:窃取したクレジットカードのカード番号などの情報をクレジットカード決済代行業者の使用する電子計算機に与えて電子マネーを購入した行為が,電子計算機使用詐欺罪に当たるとされた事例 主    文 本件上告を棄却する。…
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最判H18.2.7公立学校施設の目的外使用の許否

平成18年2月7日 第三小法廷判決 平成15年(受)第2001号 損害賠償請求控訴,同附帯控訴 <要旨> 1 公立学校施設の目的外使用の許否の判断の性質とこれに関する司法審査の方法 2 公立小中学校の教職員の職員団体が教育研究集会の会場として市立中学校の学校施設を使用することを不許可とした市教育委員会の処分が裁量権を逸脱したもので…
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